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論理療法~イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法を行いました。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

イラショナルビリーフを抱くと不健康でネガティブな感情・自滅的な行動につながり、ラショナルビリーフを抱くと健康でネガティブな感情・建設的な行動につながります。

本日は、まず、「既婚者のお弁当は食べるのに独身者のお弁当は食べない」という相談事例を基に、相談者のイラショナルビリーフを考えました。相談者の立場からのイラショナルビリーフだけでなく、お弁当をもらう側のイラショナルビリーフ等様々な観点から考えてみました。

その後、自分の抱きやすいイラショナルビリーフを考えました。そして、それをラショナルビリーフに変え、自分の抱くビリーフについてわかちあいました。仕事上やプライベート等、様々な場面で抱いてしまいがちなイラショナルビリーフ(「ミスをしてはならない、ミスをしたらダメ人間だ」「人ができることが自分もできなければならない」、「他者の思い通りのことができなければならない、それができない私はダメだ」等)について様々な視点からわかちあいました。そして、それを少し和らげたり、エスカレートさせずにラショナルビリーフに変えていくこと等について確認しあいました。人間は、物事を「~ねばならない」とエスカレートさせがちです。ただ、そのエスカレートさせたものを程よいものに変えることができるのも人間です。

気持ちが苦しい時等に自分の考え方を振り返ってみることも一つかと思いま

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