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自己主張大会

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は自己主張大会ということで、120%自己主張してみる、ということを試してみました。

人の話を一切聞かず…

ただ自分が言いたいことを主張しあう。

日常ではこういったコミュニケーションはありえないと思うのですが、自己主張することが苦手だったりすると、言いたいことが言えずにストレスがたまってしまうこともあると思います。

バランスをとるためには一度大きく振り切ってみるといろんな気付きが生まれることがあります。

練習では、ついつい相手の話を聞いてしまう利用者さんたち。共感力がとても高いことがよく分かりました。でも今日は自己主張を思いっきりしてみるワークです。

1回、2回と回数を重ねるたびに徐々にみなさん自己主張ができるようになっていきました。言いっぱなしだったので、コミュニケーションとしては崩壊していたかもしれませんが、「言いたいことが言える」とイキイキとしてくる様子がとても伝わってきました。

私も久々に大笑いしました。

また少しずついろんな形で練習して、より適切な形で自己主張・自己表現できるようにみなさんと取り組んでいきたいです。

 

 

 

 

アロマでコミット

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日はいつもの火曜日プログラムとはちょっと趣向を変えて、<アロマでリラックス>ワークをしました。

どんなテーマを自分に注いであげたいか♪ 満たしてあげたいか♪ ここしばらくコミット(確約・確信・決意)していきたい自分を自分にプレゼントしてみました。 テーマを明確にし、それを受け取る自分をイメージできる事はと~っても大切(o^-‘)b  そこに<香り>というモダリティ(NLPの時に習った方、覚えていますか?)もプラスされると、もはや理屈じゃないスイッチもON!になっていきやすいのですね。

その後は<4コマ自己洞察ワーク>を実施しました。

来週はその全体シェアから始め、再び<認知行動療法>に戻ります。

午後の<>は、いつもは第3週目に実施している<アートヒーリング>を実施しました。

ライフスタイル(食事バランスガイド)

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は厚生労働省・農林水産省が提唱している「食事バランスガイド」を使って普段の食生活について振り返りました。

書き出して整理してみると、自分の食生活がどのように偏っているのか、反対に整っているのかより実感できると思います。食べ過ぎていたり、偏っていたりそれぞれ気付きがあったようです。

午後は、インバスケット式ケース・スタディを行いました。

問題解決をしていく上で、仮説を立てることが大切で、ここでエラーがおきやすいということでした。そして、「あーかもしれない、こーかもしれない。」と立てた仮説の数だけ選択肢が増えて行く。そんなことを確認できる時間となりました。

 

 

イラショナルビリーフを考えましょう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法を行いました。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

イラショナルビリーフを抱くと不健康でネガティブな感情・自滅的な行動につながり、ラショナルビリーフを抱くと健康でネガティブな感情・建設的な行動につながります。

本日は、まず、子どもを叱る時に突き放すような言葉を言ってしまうという母親からの相談事例を基にグループで相談者のイラショナルビリーフを考えました。その後、それぞれ日常生活を振り返り、相談者と同じようなイラショナルビリーフや自分の抱きやすいイラショナルビリーフを考えました。そして、それをラショナルビリーフに変え、自分の抱くビリーフについてわかちあいました。自分に対して厳しくなってしまうこと、完璧主義になってしまうこと、周囲への要求等、様々な視点からイラショナルビリーフをわかちあい、それを少し和らげたり、エスカレートさせずにラショナルビリーフに変えていくこと等について確認しあいました。すぐにビリーフを変えることは難しいと思いますが、自分が苦しい時等にビリーフを振り返ってみることも一つかと思います。

商品開発/コーピング

今日はグループ・プレゼンで『商品開発』をしてもらいました。

スリッパ、折り畳み傘、リモコンを進化させた新商品。

フレームワークとして、そのものの欠点を挙げてから、その欠点を克服したり、リフレーミングして改良して行く『欠点列挙法』を使って考えてもらいました。

そうすると、「こういうの困りません?」→「あるある」と共感したくなるアイデアが生み出されやすくなります。みなさん、短時間にとてもクオリティの高いプレゼンをされていました。

午後は、友達100人できるかな?みたいなノリで、コーピングを100個リストアップできるか挑戦しました。結果的に100個には到達できませんでしたが、みなさんの日ごろの取り組みを知ることができ、コピーングのレパートリーが増えたように思います。

 

 

 

 

 

 

認知行動療法3*べき思考

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は認知行動療法シリーズ3回目。<考え方のクセ>も後半に入ってきました。 今日のメインは、たくさんの方がハマりにハマる「べき思考」! 今回もご多分に漏れず、でした。

「~すべき」「~しなければならない」という表現だったら気付きやすいのですが、<びっくりな落とし穴>はそうじゃない表現。。。あたかも絶対的・普遍的な正当性があるような雰囲気を醸し出しながら、そぉ~っと私達の頭に忍び込んでくるものこそが<べき思考>の肝だったりします☆

考え方のクセの根が深ければ深い程、ココロにべーったりと癒着しているので、まるで空気のように自然で当たり前になってしまっています。ですので「ああ、これがそうなのか!」と気付いた時には本当にびっくりなのデス。

「これがクセだとは夢にも思わなかった」目から鱗の反応は、この<べき思考>の時が一番多かったりするんですよ。

今日は日常の中でクセに気付きやすいように、最も自分の課題となっているクセをキャラクター化してみました。

再来週(20日)は残りのクセ2つを検討し、更にワークをやっていこうと思います。

途中からのご参加、大丈夫です。

来週(13日)は認知行動療法はおやすみです。

午前 …  アロマテラピー & 4コマ自己洞察ワーク

午後 …  アートヒーリング

を実施します。

午後のはオーラソーマ®を使って自分の内側を洞察していきました。

自分が感じたまま、受け取ったまま☆ 置き方だって自由!

コーピング①

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は利用者のみなさんとコーピングについて考えました。

ストレスに対してどう対処するのか?人それぞれ対処の仕方があるものです。ただときに偏ってしまったり、うまくいかないのに同じパターンを繰り返してしまったりすることがあります。そうすると、ストレスフルな状況から抜け出しにくくなってしまうので、対処のレパートリーを増やして行くことが大切といわれています。

今日はコーピング・チェックリストを活用して今の自分を振り返っていただき、対処の案を挙げていきました。共通していたのは責任転嫁・放棄、あきらめ・誰かに相談する、甘えるをあまりしてこなかったということです。

これらのコーピングはやりすぎてしまうのはよくないのですが、もうちょっとやれてもいいんじゃないか、という話になりました。

また木曜日も続編を行いたいと思います。

 

 

 

 

 

森田療法~症例を基に~

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、森田療法を行いました。

森田療法では、不安や恐怖を「あってはいけないもの」として「排除しよう」とすると、かえってそれにとらわれるという悪循環に陥ってしまいます。恐怖や不安はより良くより良く生きようとする欲望(生の欲望)と表裏一体のものであり、人間誰もが持っている自然な感情です。そこで、不安や恐怖をあるがままに受け入れながら、自分らしい生き方を目指していくというような考え方をします。

その中で、スピーチ恐怖の方の事例を基に、精神交互作用(注意と感覚の悪循環)や不安等を感じながら行動すること等に関する考えたこと、感想について、分かち合いました。

恐怖や不安がありながら、行動できたということで、自分への自信につながり、次へのステップになる、恐怖や不安がある中で頑張って行動しすぎると却って悪い方向になる恐れ、頭ではわかっているが、なかなか行動に結びつかない辛さ、感情をあるがままに受け入れて行動する必要性等、様々な視点からの意見が出されました。

本日の事例を通じて、感情をあるがままに受け入れ、その感情のために何もできない状態から必要な行動をとることができるようになることや感情の裏側にある生の欲望(例:よりよく生きたい)を原動力として行動する中で、もともと抱いていた感情にとらわれなくなると考える森田療法の考え方にふれていただけたかと思います。